記録的な寒波
この季節になると、孤独死後の遺品整理に関してご相談を頂く機会が増えてきます。
気候も関係して、発見が遅くなる場合が多いようです。
数日間、隣人に生活反応がない
(郵便受けに新聞が溜まったままになっている)
そんなシグナルを見逃さない事も…
「見積りに行けないが…〇日に仙台に行くので父のアパートの遺品整理整理をしてほしい。貴重品は警察が引取っている。」
県外に住んでいる息子様よりご相談を頂きました。
それでも、見積時にどなたかの立合いをお願いをして、宮城在住の友人(ご依頼者様の)に立合って頂きました。
雪で大変な中、鍵を持ってお立会い頂きありがとうございます。
「私も部屋の中に入る必要がありますか?事情が全く分からなくて…」
郵送で鍵を預かって、現場まで来て頂いた友人様よりご質問
「いや、私一人で大丈夫です。玄関の外にいてください。」
鍵を開けると…
部屋はカーテンで光をさえぎられた部屋
台所の先も、布で覆われて真っ黒
見積もりも無事に終えて
今日は、遺品整理の見積り依頼を頂きましてありがとうございました。
見積り結果をご依頼者様に伝えると…
「明日、新幹線で仙台に行くので作業をお願いします。」
作業当日
「銀行印が見つからなくて…もしあったら、お願いします♡」
カーテンで閉ざされた、真っ黒な部屋の窓を開放して遺品整理作業開始
徐々に部屋も明るくなり、空気も流れてきました
「印鑑発見しました~♡」って声も
故人が寝ていた布団の枕元には、数十年前の物と思われる“思い出の写真”が段ボール箱から溢れ出るほど沢山ありました
無事に遺品整理を終え、ご親族様へお部屋の引き渡し完了