「亡くなった兄の部屋を片付けてほしい」一本のお電話をいただきました。
仙台市某所マンション現地見積もりに伺うと、炎天下の中マンション付近の路上でお立ち頂いている方がご依頼者様でした。名刺を出してご挨拶をさせていただいた際に、ご自身の連絡先などが書かれたメモを頂戴し、ご依頼者様の真面目な性格が伝わってまいります。
玄関の前で現状を察しました。
ご依頼者の弟様は弊社ホームページをご覧になって「兄はセルフネグレクト（自己放任）だったのだと思う。」と仰っておりました。
南京錠で管理されているマンション玄関を開けて頂き入室
トイレ
真っ二つに割れた灰皿と入れ歯
７９歳で他界された故人
「私にはセルフネグレクトに見えません。最期までご自身ができる範囲で懸命に生活をされていたのが伝わります。」とご依頼者に伝えました。
死後9ヶ月、まだ害虫が蠢いていたので早急な対応が求められます。
玄関鍵の管理ナンバーを伺い身分証のご提出をいただきました。
メールで電子契約後に、8月中に遺品整理と特殊清掃を行います。
疎遠になっている親や親戚やご兄弟がいらっしゃいましたら
「元気にしている？」お声がけをしていただければ幸いです。
合掌
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